花の都フィレンツェに行く(1日目)
Published At: 2025/12/19 22:40:46

花の都フィレンツェに行く(1日目)

今回はフィレンツェに行く話。

ヴェネツィアでレンタカーを借りる

さて、楽しいドライブの始まりだ。 ヴェネツィアからフィレンツェ、そしてローマまで車で移動する。 レンタカーの借り方や選び方は準備編に書いたので、ここでは道路事情などを書いてみたい。

まず、注意したいのは車が右側通行ということだ。日本とは逆。特に左折が難しく、前から車が来ないような田舎道で何度か逆走した。まぁ運転がある程度軌道に乗ればそれほど気にするべきことではない。 ただ踏めばいいだけ、曲がるだけとは異なって難しかったのはラウンドロビンだ。北海道も旭川にあるが経験が多い人は少ないだろう。ヴェネツィア・マルコポーロ空港から高速道路に入るまでに行くつかラウンドロビンが存在し、その円から抜けるのが難しく、ここでは車移動の選択肢を取ったことをだいぶ後悔した。 次に難しいのはZTL(Zona Traffico Limitato)、一般車両の侵入禁止区間だ。これはかなり監視カメラなども敷かれているようで厳しく制限されている。罰金は高くて2万円程度なので避けたい。 フィレンツェに入るとZTLと複雑なラウンドロビンの合わせ技で随分苦しんだ。一本道を間違えると、2万円を持っていかれる恐怖がある。 そして目的地のフィレンツェに駐車場は少なく中心地から少し離れた場所に停める必要があった。宿から指定されていた駐車場はここだが、「反対車線」「夕方で混雑」「チャリちょいちょい走る」といった感じで随分難儀した。自転車のおじさんを跳ねるところだった。

怖いところをいくつか話したがいいところもある。Autogrillという名前で展開されている、サービスエリアに立ち寄れる。 別の記事で紹介するだろうCastello Vicchiomaggio, サンジミニャーノやオルチャ渓谷は車なしで訪問できなかったことを考えると随分プラス寄りで是非次回も借りたいところ。

写真で紹介できるとよかったが、ヴェネツィア - フィレンツェ間は久しぶりの海外での運転だったこともあり緊張して全く写真を撮ってない。

最高のレストラン

昼過ぎにヴェネツィアを出て、ぶっ飛ばして夕方にフィレンツェに着いた。駐車も大変でくたくただが、気合いを出して晩飯だ。

宿から歩き最高のレストラン、 Atto di Vito Mollica を目指した。 無粋だが値段を言うと、これまで食べた中で最高額の支払いで、ぐるナイみたい。感性が市民!グランメゾン東京は未視聴です。 服はスマートカジュアルだったので、スラックスと適当に白いシャツで行った。随分昔から着てる服で襟が黄ばんでいることに後から気づいて赤面。

レストランの話をしよう。 食事は5品でワインは3種類出てきたかな?

メニュー表にない0品目として出てきた 客ごとに出していてmisoを使ってるらしい
メニュー表にない0品目として出てきた 客ごとに出していてmisoを使ってるらしい

なんと写真はこれだけだ!妻は緊張で飯が喉を通らなくなり、その分私は吐くほど飲んで食べた。マジで勿体ない。 ミシュラン星付きなので味がとんでもなく美味しいのだろうという期待はしていたが、サービスのレベルも高かった。 ソムリエとウェイターが変わるがわるワインと料理の説明をしてくれた。どちらも簡単な英語で話してくれるのでわかりやすくて助かった記憶はある。 内装・トイレもナイスでぜひ訪れてほしい。

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今回は写真が全くない回になってしまった。ではまた明日。