5人で海外旅行するためにした準備(後編)
ということで後編
2025/9
8月にとりあえず往復の航空券を抑えた。 これが1人20万円ほどだったはず。正しくは往復航空券とシティホテル1泊分。Newtが比較的安かった。
そして9月ぐらいから次の準備(予約)をした
- 宿
- 最高のレストラン
- 美術館
- レンタカー
- 特急列車の席
最高のレストランとは、「せっかく海外に行くんだしめっちゃ背伸びして最高のレストランに行こう」という企画だ。
これらの予約をすることで、おおよその旅程が確定するので、この前後は各大臣大忙しだった。
調整の結果、当初想定していたミラノ・ルガーノは諦める次回に持ち越されることになった。
あまりにも都市間の移動時間が長すぎた。この辺はひたすら思いつくパターンを作って比較検討した。
レンタカー
レンタカーは再びHertzレンタカーを利用。 当初の予定ではローマで借りる予定だったこともあり、8人乗りを想定していたがこの頃には5人乗りSUVヴェネツィア発ローマ返却になった。 Hertzで借りるとHDLTというフォームに入力するだけで一部海外でレンタカーできると、いう謎システムがある。国際運転免許の発行が不要なのでぜひ利用しよう。 レンタル窓口で「国際免許証はない」という話をするとややこしいことになるので、さっさと印刷したHDLTを出すのが大事だ。 おそらくヨーロッパでレンタカーする人がこのシステムを利用するケースが少なく、窓口の人からするとさっぱりなのかもしれない。警察に止められたら厄介なことにも留意が必要だ。

宿
自分のケースでは友人に料理をお願いしていたため、AirBnBなどでキッチン付きの宿を探した。 シエナ(トスカーナ地方の古い村)で探した。小さな村なので選択肢は限られるし、スーパーホストみたいなラベルがついているケースも限られる。
他に探す候補として、アグリツーリズモというのがある。 これは閑散期の農家が自宅に泊まらせてくれるサービスで、自分の趣味としてはこちらを考えていたが、宿の利便性や結局農家の人とやり取りしてると、こんな9月から言われてもわかんないよー。との返信があり難しかった。 アグリツーリズモ小慣れ人材からの旅行のお誘いお待ちしています。
直前
直前の準備はひどいもので、自分は普段使っているリュックに着替えを入れて完了した。15分前後で終わった気がする。 妻はスーツケースのレンタルなどをしていた。110L前後のを借りていた気がする。このスーツケースの中に自分のボストンバッグも畳んで出発だ。 帰りにはスーツケースもボストンバッグもパンパンになって帰ってきた。
まとめ
というところで一通り準備を書き切った気がする。 5人での海外旅行を成功させるために工夫したことと、具体的な準備の流れをまとめておく。
予約のタイムライン
| 時期 | 実施内容 |
|---|---|
| 1年前 | 行き先・時期の決定、ガイドブック購入 |
| 4ヶ月前 | 訪問都市の決定、大臣制度の導入、真面目に?情報管理開始 |
| 3ヶ月前 | 往復航空券の予約(1人20万円、Newtが比較的安かった) |
| 1〜2ヶ月前 | 宿・レストラン・美術館・レンタカー・特急列車の予約 |
| 直前 | 荷造り |
5人での旅行の調整を円滑にした工夫
大臣制度
- 各都市に担当者を決め、その人が他より詳しくなって旅行をリード
- 全員がハンパに詳しくなって合意形成に時間を使うことを回避
ツールでの可視化
- Google Mapsで行きたい場所をピンで共有
- Notionにとにかく全部書く
Tips
Hertzレンタカー
- HDLTというフォームに入力するだけで国際運転免許不要
- 窓口では「国際免許はない」と言わず、さっさとHDLTを出す
宿探し
- AirBnBでキッチン付きの宿を探した 暖房はやや期待できないかも
- アグリツーリズモ(農家民泊)も候補だったが、1〜2ヶ月前では返信が難しいかも
諦めと粘り
- ミラノ・ルガーノは移動時間が長すぎて次回に持ち越し
- 思いつくパターンをひたすら作って比較検討することが大事
結果として、計画が流れず14ヶ月かけて2025年11月に5人でのイタリア旅行を実現できた。 ぜひ参考にしてください!
蛇足
https://www.youtube.com/@mimeitalygaido/
これYouTubeで検索するとすごいよく出てくるけど、かなり悲観的だと思う……。 ネガティブに話して、旅行者が警戒できることはいいことかもしれないが。
一方でRedditの方が楽しくて建設的なのでおすすめ。 最近は日本語でもよく引っかかる? 色々な人が旅行の相談をしていているし、かなり的を射た意見が多かった。 https://www.reddit.com/r/ItalyTravel/
おっと、これを忘れてはいけないね。