『ボブ・マーリー:ONE LOVE』を見た
『ボブ・マーリー:ONE LOVE』を見た感想。
なんで見た
小学校でヤンキーな友人に湘南乃風を勧められ、アルバムの中でジャパレゲというジャンルを知った。ジャパレゲってなに?と思い、TSUTAYAでアルバムいくつか借り、そこから「カリブ発の流行り病」にかかっている。 こんな根暗が聞いてるのは意外だと思うんだけどめっちゃ好き。アイマスとジャパレゲには窮地で何度もお世話になってる。
一方で、ジャパレゲの先祖でもあるレゲエに関してはボブ・マーリーしか知らないし、ボブ・マーリーについても明るくない。 今回はそのボブ・マーリーにもう少し詳しくなり、本場のレゲエを聞くきっかけができたらなぁという気持ちがあった。
あらすじ
ボブ・マーリーがジャマイカの政党の対立を収めるための平和コンサートを開こうとしているところから始まる。 コンサートの前と最中で銃撃され、ヨーロッパで活躍し、ジャマイカにまた帰って来るというストーリー。 その中で、仲間の裏切りや、妻の浮気などの問題を乗り越えるという感じ。
感想
レゲエの真髄を理解できる気はしない
映画を見て一層、レゲエはラスタファリズムを中心にした哲学や大麻を中心にしているように感じた。 作曲のシーンで事あるごとに格言が出てきたり、マリファナしながら作曲したり。大麻を吸って聞く音楽は別物だということですが…。
なかなか日本でそれらを感じる習慣はなく、レゲエのために深堀りするほどのenthusiastではないのでした。 それなら平安貴族の遊びをパクって、酒飲んで歌詠むくらいが我々らしいなという気持ちで落ち着いた。
ただ令和にジャパレゲを再編しようとしたらどうなるんだろうとは思った。2010年前半のビーチでジャンボリーな感じはもうさすがに……。 でもかじったような政治知識で歌われても、それは誰のためでもなく悲しい感じ。バイブスある方お願いします。
作品
映画としては微妙だった。 もっとボブ・マーリーにフォーカスをあてた作品なのかと思っていたけど、演出の問題かすごく薄っぺらく感じてしまった。 ボブ・マーリーがなんで平和コンサートをやろうとしているのかとかわかるとうれしかった。海外だと思慮深く感じるとかがあるのかな。
たぶん一番有名な One Love を聴かすにももう少し盛り上げてもらえるとうれしかった。
作品以外
映画なのにリズムに合わせて頭を動かしてる人が多くて面白かった。